AFTER CARE

アフターケア

鹿革(素仕上げ)

「素仕上げ」とは、革を鞣す際の仕上げ工程でまったく、あるいはほとんど顔料を使用しない方法です。顔料は革の表面をコーティングするため、顔料を多く使用するほど、革本来の風合いは感じられにくくなります。 鞄工房山本では、鹿革本来の繊細な触り心地を最大限に味わっていただくため、表革にはすべて素仕上げの鹿革を使用しています。

鹿革(素仕上げ)の特徴

素仕上げの革は、いわば化粧をしていない状態のため、顔料仕上げの革に比べて汚れがつきやすいというデメリットがあります。 その一方で、お使いいただくうちに革が馴染み、変化していく特性を持っているため、自分だけの風合いに仕上げていけるという醍醐味があります。

汚れがついた場合

サンプル

●革の表面についた汚れには、乾いた柔らかい布で乾拭きをして対処してください。
●素仕上げの鹿革はそのデリケートさゆえに、お手入れ用のクリームやスプレーのご使用は推奨いたしません。革の風合いが一度に大きく変化する可能性があります。

濡れてしまった場合

●乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、皮革製品の形を整えて、日の当たらない風通しの良い場所で陰干ししてください。
●皮革製品が濡れていたり、高温多湿の環境に放置したりすると、皮革製品にカビが発生する恐れがあります。上記の手順でなるべく速やかに乾燥させてください。
●同じく濡れていたり高温多湿の環境にあったりすると、他の製品への色移りやカビが発生する恐れがあります。そのような状態の際は、他の皮革製品や異素材のものと接触させないようにしてください。

鹿革(防汚移染処理)

とりわけ淡いトーンの色に関しては、汚れが気になる方がいらっしゃるかもしれません。そんな方にも不安なく鹿革製品をお使いいただくため、当店では「防汚移染処理」をした製品をご用意しています。
防汚移染処理とは素仕上げの製品の表面にコーティングを施す処理方法のこと。コーティング剤の主成分は「セリシン(絹の繭からとった天然のタンパク質)」です。

鹿革(防汚移染処理)

サンプル

防汚移染処理には以下のようなメリットがあります。
1.汚れ・傷がつきにくくなる。
2.汚れがついた場合、鹿革のタンナーである藤岡勇吉本店が開発した「Wax of the DeerSkin」でのお手入れが可能。
3.色落ち・色移りしにくくなる。
ただし、鹿革の特長である「しっとり、なめらかできめ細かい触り心地」は若干損なわれます。加えて色が少々濃くなる場合があるということもご理解ください。
「Wax of the DeerSkin」のご購入はこちらからどうぞ。

汚れがついた場合

サンプル

●革の表面についた汚れには、鹿革専用ワックス「Wax of the DeerSkin」をご使用ください。
●柔らかい布に少量吹きつけてなじませ、軽くなでるように均一に塗布してください。少量の塗布でも汚れを十分に落とす効果があります。
●Wax of the DeerSkin には汚れをある程度予防する効果もありますので、定期的な使用を推奨いたします。
●Wax of the DeerSkin を直接革に吹きつけたり、一度に多量に使用することは避けてください。シミや色ムラの原因となります。
●他の皮革製品用のクリームやワックスの使用は、製品に予期せぬ影響を与える可能性があるため、推奨いたしません。

濡れてしまった場合

●乾いた柔らかい布で水分を拭き取り、皮革製品の形を整えて、日の当たらない風通しの良い場所で陰干ししてください。
●皮革製品が濡れていたり、高温多湿の環境に放置したりすると、皮革製品にカビが発生する恐れがあります。上記の手順でなるべく速やかに乾燥させてください。
●同じく濡れていたり高温多湿の環境にあったりすると、他の製品への色移りが発生する恐れがあります。そのような状態の際は、他の皮革製品や異素材のものと接触させないようにしてください。

保管方法

保管には、高温多湿を避け風通しの良い場所を選んでください。保管中も適度な頻度で取り出して乾拭きしていただくと、カビ発生の可能性を軽減することができます。

お取り扱いの際のご注意

皮革製品は素材の性質上、使用するうちに色落ちや色むらが生じる場合があります。

また、摩擦や汗・雨などによる水濡れにより、衣類や他の素材へ色移りする恐れがございますので、十分にご注意ください。水分、油分、薬品、日光は皮革の色落ちや変色の原因となることがあります。特に水濡れは色のにじみや水ぶくれを引き起こしやすいため、ご注意ください。

皮革の風合いについて

この製品は天然皮革を使用しているため、製品ごとに色合いや風合いに違いが出る場合があります。
また、皮革の表面にシワや、「血筋」という線状の跡が表れることがあります。血筋は血管が皮膚のすぐ下を通っていたことの痕跡です。
これらは皮革の性質によって自然に生じるものであり、製造段階で発生する不良ではないことをご留意ください。
個性豊かな革の表情をお楽しみいただければ幸いです。

お手入れについて
ご不明な点が
ございましたら、
お気軽に
お問い合わせくださいませ。