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ランドセル屋さんの革製品ブログ

鞄工房山本は、自然に恵まれた場所で
革製品とランドセルを作っています。

2019年05月03日

長財布

皆様こんにちは。新元号もスタートし、10連休も後半にはいりました。

残りの休日が、「遊び足りなかった!」なんて心残りも無く皆様にとって充実したものになるよう、なにかご提案できないか考えてみました。

鞄工房山本 奈良本店に来られるお客様

連休中も奈良本店には連日たくさんのお客様が来てくださいます。大半はランドセルを主にご覧になるのですが、革製品やメンズバッグのセレクトショップ目当てで来てくださる方もいらっしゃいます。

(来てくださるのは人間のお客様だけではありません。今年も燕が本舎の軒にやってきました。一日中忙しく食料の調達)

鞄工房山本の本舎と工房のある橿原市南浦町は、交通の便が良いところではありません。せっかく来てくださる方には、この地域の魅力も同時に発見していただけると良いな、ということで本日は書かせていただきます。

(見事な旋回)

以前、この当たりでは季節の花々を楽しめますよ、というブログを書きました。

今回はとくにスポットを挙げるでもなく、自然のご紹介です。なんだそりゃ、と思われるかもしれませんが、この「ほぼ何もない」けど「自然はあるで」の環境を気に入っているスタッフは私だけではないようです。いいところなのですよ。

大和三山のうち、香久山と畝傍山が見える

これまで触れなかった基本情報があります。鞄工房山本が経営するメンズバッグのセレクトショップは香久山鞄店というのですが、「香久山」(かぐやま)は天香久山(あまのかぐやま)ともいわれ、大和三山(やまとさんざん)の一つです。

  • 香久山
  • 畝傍山
  • 耳成山
    さて、2つ目と3つ目はなんと読むのでしょう。
    「うねびやま」、「みみなしやま」です。奈良は地名の読み方が難しいのがいっぱいあります。むか~しからの名前だからでしょうか。当てるのも楽しい。

私のお気に入りは畝傍山です。まんまるで、昔話の絵本に出てくる山のようです。近鉄電車橿原線から見る姿がいちばんまんまるに思えます。(ところが電車からうまく写真に撮れません!)紅葉の季節にはそれが赤・黄・緑に彩られてきれいです。

(中央のこんもりした低い山が畝傍山)

昔は畝火山とも書いたそうです。
兵庫県の甲山(かぶとやま)もこんなふうに、お椀を逆さまにしたかたちをしています。学校の授業で火山の話をしているときに先生が、あれは「マグマが噴火するぞ、するぞ……」と盛り上がって結局しなかったからあんなカタチになった、と言っておられました。ということは、畝傍山もミニ火山だったのかも。
標高が199mって、低っ!興福寺の五重塔が50.8mなので、それを4つ重ねられたら負けてしまいます。

香久山は、本舎・店舗のバックにどーんと構えている山です。

(今朝の写真。これ以上引きの構図にするには側溝に落ちなければならず、全景を撮れませんでしたが、新緑の鮮やかさはご覧いただけます。標高はさらに控えめ、152m。)

(桜や紅葉の時期ほど派手ではありませんが、新緑の瑞々しい色も目の保養です。とくに、竹やぶもあると雰囲気倍増)

耳成山は最も低い140m。
(申し訳ありません、No picture でございます)

建物もほぼない時代だと、緩やかな穹窿でも印象が強く、景色として愛でることにも繋がりやすかったのでしょうか。

燕に限らず鳥たちが居るのだから、当然虫もたくさん居ます!
これは素晴らしくChicな例。モノトーンのヒョウ柄のコートに、毛皮を襟元に合わせておられます。
虫は苦手でも、これには感嘆。見習いたい。ん?

昆虫といえば、香久山公園の中に橿原市昆虫館という施設があり、蝶の放し飼い(?)展示でも知られています。
これは自然ではなく正真正銘のスポットですね。虫好きの方はぜひ。

最後に、私の一番のおすすめは、

夕焼けです。

高い建物も無く、大和三山のように山も高すぎないので、空が広い。最近帰り道は25分ほど歩くことにしており、道すがら毎日雲の様子も、光の具合も違うのを見るのが楽しみです。

こちらも帰り道で一ヶ月ほど前に撮った写真です。

いまどきこの環境は贅沢と言っていいかもしれません。
こんなところで鞄工房山本はランドセルや革製品を作っております。
連休の後半、お時間あれば足をお運びください。

鞄工房山本 二見

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 京都大学卒業 ヨーロッパで靴の仕事を12年間経験したのち帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream