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ランドセル屋さんの革製品ブログ

奈良人の
鹿愛を知る散歩コース

2019年02月27日

長財布

皆様こんにちは。鞄工房山本の二見です。

久しく奈良公園の方には足を運んでいなかったのですが、所用あり、先日行ってまいりました。とはいえ時間がなく奈良公園自体はほぼ素通り。

奈良観光の鉄板、奈良公園

この季節、保護色に近いこの方たちの写真も少しだけ撮らせていただいて(見事に同化しています)、先を急ぎました。

そこに、

これは……啓示が降りたのか!?
さすがは神様のお使いです。

奈良県庁の前から西にまっすぐ伸びている道路があり、それに沿って新大宮の方まで歩く予定でした。そのほぼスタート地点でこんな光景と出くわしたのですから、道中何かが起こるに違いありません。

はっ。
異変を察知して振り向くと、

すごい色彩感覚やな。
でも平城京の赤さを見ていても、古代の人の色彩感覚はキッチュだったのかも、と思います。
外国語表記にだけ「復活」とあるのが気になって調べたら、2010年に平城遷都1300年祭をやっていたときに好評だったものだそうです。
なんでもセパレート派で、麻婆丼よりも麻婆豆腐と白米、うな重よりも白焼きと日本酒、な自分は急いでいることもありパスしましたが、ネットで調べると好評のようです。

謎のクリスタル鹿

そのまま、まーっすぐに歩いていると、

ガラスの鹿!
奈良公園で売っているビニールの鹿もカワイイですが、これも元気で可愛いではないか。

でも特に説明の立て看板もなく、不思議に思いながら先に進む。
するとまた、

電飾?
そうか、さっきのも電飾だったのかもしれません。

ここにもとくに説明書きもなく、何頭かの鹿のオブジェが飾られています。他にあるのは、

……コワイ。この人苦手。

この通りは大宮通りというのですね。
地図でみたら国道369号線、と書いてあり、情緒のない名前、と思っていたのでこれで安心。

ところで今回のブログ、画像の質が悪くて見づらいかと思います。申し訳ございません。

さらに数分後、

これまたスタイルの違う、でも電飾らしき鹿が跳びはねています。
素敵な町家(?)というかお屋敷の前にあるので、その対比も面白いですね。

更に数分後、

今度はカラーです。
それでもコードがつながっているので、きっと点灯されるのでしょう。

水玉のように柄がはいっているのって、ディズニーのバンビもそうですね。でも本物の鹿は、そうでもない。
「種」の代表的として認知される姿は、アメリカでも日本でも、鹿の場合はオレンジっぽい茶色に白の斑(ふ)入り。

では、宇宙人からみた地球人のイメージは、黄色人種か、黒人か、白人か?

はっ。
またとてつもなく脱線してしまった。

自分の脱線具合に動揺して見上げると、

おお、優しいお言葉。ありがとうございます。

気を取り直して先を急ぐ。

そこに!

30年前も既に人気者だった鹿

ご夫婦ですか?
でもご主人、イタズラされてません? 角がなくなってますよ……。

これは失礼いたしました!
国際結婚、じゃないか、海外からのお友達同士だったのですね。
しかしなんでラクダと鹿、と思ったらちゃんと土台に書いてありました。

1988年のシルクロード博覧会。30年前。
Wikipediaによると、鹿がナナちゃん、ラクダがララちゃんというキャラクター。そりゃ、鹿やからってシシちゃん、ってつけたらライオンやと思われますもんね。そしてナナララのナラナラになったんですね。

で、イラストだけでなく、着ぐるみもあったそう。検索すると、イラストはすぐに見つかりナナちゃんは普通に可愛く、ララちゃんは……ケント・なんでしたっけ。デリカットさんじゃないほう。に似ているかも。どこの国の人をイメージしていたのだろう。うーむ。そしてラクダの着ぐるみって??着ぐるみの画像は発見できず。
今更ながら、この建物は中央郵便局でした。

更に西へと進む。

ここにも!
と思ったら市役所でした。
女の子らしきイラストが「なつめじか」で、

男の子は

「りにまね」って、「鹿どっか行ってもーとるがな!」
というツッコミを期待して名付けられたのでしょう。見事に機能しています。

というわけで、特に探さなくても、奈良を歩けば鹿に当たる。

楽しめます。

ところが、「すげー、鹿一杯やん!」と根っからの奈良人に言おうものなら、浮かない顔をして「うーん、それしかないもん、だって」くらいの反応しか返ってきません。
全くお国自慢をするわけではない、奈良の控え目な人たちでした。

ちなみに中盤の電飾らしき鹿オブジェの画像に、「大宮通りを光の回廊に」
とあります。調べたら、毎年11月~3月くらいにイルミネーションを点灯しているそうです。
今年2019年は、ホワイトデーの3月14日まで。ちょうど今開催中です。お昼の散歩だけでなく、夜もオススメということです。

突然マジメに、鹿革のお話も。そして送料無料キャンペーンまで!

最後に、今更なお話をひとつ。私達は鹿革製品を作っているわけですが、こんなに鹿をかわいがっている奈良で、「鹿を捕まえて……」な訳がありません。
鞄工房山本で使用している鹿革=藤岡勇吉本店の「FUJIOKA DEER」は、ニュージーランド産の原皮を使用。そして、狩猟により捕獲された鹿ではなく。食肉用に飼育された鹿の2次的産物としてできる革です。ご安心ください!

そしてもう一つお知らせです。
3/1(金)より5/6(月・祝)の期間、鹿革の全アイテムを送料無料とさせていただきます。この機会に、気になっておられる鹿革製品があればぜひお試し下さい!
しつこいようですが、私のオススメはブックカバー(文庫本)a.k.a. 手帳カバーです。

鞄工房山本 二見

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 京都大学卒業 ヨーロッパで靴の仕事を12年間経験したのち帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream