BLOG

ランドセル屋さんの革製品ブログ

お財布だけじゃない!
赤といえば……

2019年1月16日

長財布

皆様こんにちは。鞄工房山本の二見です。

どうやら、年末くらいから、赤いお財布が売れているそうです。データに基づいている、というよりも同僚のコンペイトウさんや昔の仕事仲間から聞いた話です。
王子筆のブログ「2019年のラッキーカラーは? 運が良くなる長財布、名刺入れ、ブックカバー」でも触れられていましたが、今年のラッキーカラーの中に赤が入っているとのことなので、大いに関係ありそうですね。
昔は赤いお財布は「赤字」になるから縁起が悪い、なんていってましたが、今やラッキーカラーが赤だったら容赦なく赤の財布 OK なのでしょう。

それにしても、時々、縁起かつぎって「それ、ダジャレとちゃうん」みたいなときありますよね。

赤がマストになるときのギフトラッピングに添えて

さて、赤といえば!
先日企画段階の鹿革カードをお見せしましたが、還暦のお祝いにつけていただけるようなカードも作りました。本日それをお披露目。

それにしても、今の60歳の方々、お若いので赤い「ちゃんちゃんこ」と帽子(頭巾)はなんだか無理があります。そんなの着たくない!っていう方もたくさんいらっしゃるかと。というよりも、普通は着たくない……

そこで、この方に代わりに着用してもらいました!
いつもいろんな色になっていただいて、ありがとうございます。今度おせんべい差し入れします。

さらに「還暦」という言葉さえ似合わない方には……

これでどうだ。
これなら、「還暦」という言葉に抵抗のある方にプレゼントしても、「フフッ」と笑ってくださるのでは。

ところで、「ちゃんちゃんこ」って、音も字面もなんだか浮いてしまいます。こんなカジュアルなブログでも浮いてしまうし、話していてその言葉が出ただけでもすでに「フフッ」が出そうです。
鴎外の「追儺(ついな)」でも、赤いちゃんちゃんこを着たお婆さんが突然座敷に入ってきて豆まきを始めることで、話の空気が破られる(旧字体だとすごく味があるのです)。あれが半纏だの普通の着物だったらそこまでの効果はなかったのかもしれません。余談。

バレンタインの鹿革カード、決定

前々回、バレンタインのカードを企画中、というところで候補をお見せしていました。

それがやっと決まりました!

やはり、目がハートの方たちは、真面目な弊社には Too much だったようです。

このお二人、並ぶとえげつないです(汗)。

最終稿の鹿が焦がれ色なのは、焦がれる思いだけを表しているのではありません。王子いわく、「チョコの色やし!」なるほど、おっしゃる通り。そして、これはダジャレではございません。

ラッピング方法を改良 & プチ写真スタジオ登場

Web サイトオープンまで2週間ほどです。
鞄工房山本はスタッフ数約70名と、さほど小さい会社ではありません。かといって、なんでもかんでも外注できるほど大きい会社でもないので、Web サイトの写真撮りも一部は自分たちでやって、Photoshop で加工して、掲載までするのです。

もちろん、京都で撮影してくださったプロの写真クオリティとか、雰囲気というか、「裸眼で見るよりも、もっと何かを放っているように見せる」のには及びも付きませんが、それらプロの写真と同じページに掲載しても、全体を損なわないようなものにしなければ!

そこで、機材を購入。1月11日は、Web デザイナーの方に、写真の撮り方も教えていただきました。

箱状になっていて、中に撮影するものをセッティング。中央にある照明と、反射板のようにできている箱の3方のおかげで、きれいに静物写真を撮れるというわけです。

中に束入れを入れるとこんな感じです。

これだとあまり効果がお見せできていませんが、Webサイトではより良くアップできる予定です。

写真のことで思い出しました。京都の写真家の方に撮影していただくとき、モニターを見ているとピント合わせで

鹿の毛穴まで見えます。この画像だと消えていますが、糸の撚りだけでなく、表面のふわっとした繊維まで見えていました。ちょっと感動です。

話をもとに戻します。なんせ鹿革を18色もつくったのですから、全色ちゃんと見ていただかないと。(2019年1月13日現在は14色展開中、あと4色も今年中に追加予定です)

そして、撮影すべきものは……

名刺入れと、束入れ、ブックカバー全種類が並んでいます。色違いだけで結構な数です。
そしてもちろん、各々角度を変えても撮影する予定。頑張ります! あ、違った、私が担当ではないので、頑張ってください! いや、一緒にやります!

あと、他にも、Web デザイナーさんに撮っていただいた写真もあります。そうすると、スタイリングをまたやっていただけるわけです。さすが、と思ったのは細やかさです。

まず、この写真はこれまで店舗のラッピングやブログ掲載していたリボンの形状。

それとデザイナーさん撮影のものとを比べると……

リボンの切り方を変えただけで、更に可愛らしくなりました! ちょっとしたことで、印象ががらっと変わります。デザイナーさんの繊細な感覚とリボン結びの上手さに感謝です。

というわけで、Web サイトオープンまで、なんやかんやはまだまだ続くのです。

鞄工房山本 二見

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 京都大学卒業 ヨーロッパで靴の仕事を12年間経験したのち帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream