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ランドセル屋さんの革製品ブログ

2019年の新色第1弾「紫根」。
合わせやすさでほぼ定番です

2019年01月06日

長財布

三賀日は終わってしまいましたが、皆様あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

って、何回いうねん。と早速のツッコミが。

失礼しました。鞄工房山本の二見です。1週間のおやすみを頂いている間、毎日上司がブログを書いてくれているのをいいことに、ゆっくりしました。すでにこのブログで新年のご挨拶をしていたのは、その上司だったわけです。
上司、と言いましたが私より「小学1年生×3」くらいお若いので、私は密かに「王子」とお呼びしています。鞄工房山本には二人の王子がいます。ランドセル中心に仕事をしている王子と、革製品中心の……

え? 恥ずかしいからやめてくれ?
奈良の人は控えめだということを忘れていました。やめときます!

鞄工房山本の革製品プロジェクトの成功(だけじゃないんですけど(笑))を祈願

本日は全社員が揃っての始業日、毎年恒例の行事があります。橿原市今井町・春日神社の宮司さんが来られて、新年にあたりスタッフの安全と幸福、会社の繁栄を祈願してくださいました。
今年はこのブログでもしつこくお伝えしている通り、革製品プロジェクトも本格的に動いていくので、お祈りすることは一杯あります! 寒いとかゆーてる場合ではありません!(私は言ってました)

最初に祈願をしていただいたあと、

各々玉串を受け取って(両手で、です)。

台に載せ(茎側を台にむけます)、2回お辞儀、

2回柏手をしてもう一度お辞儀。
作法がわからず多少緊張してしまいました。こういうときって、堂々としている方が粋ですよね。

新色の紫根でもブックカバー、長財布、名刺入れ揃っています

さて、早速今年はじめての新色のご案内です。
ついこの前までクリスマスプレゼントの話をしていたのに、今日はもうバレンタインの話をしなければいけません。というか、それに合わせて新色発売――いや、それに合わせる、と言い切ってしまうとメンズ限定になって残念なのであえてバレンタインの話はやめます。
男女ともに使いやすい、華やかさと落ち着きを両方備えた色です。

  • ブックカバー 色:紫根(しこん)
    15,000円(税別)

Shikon vs. Shikon

「しこん」という音の色の名前は2つあります。

  • 紫紺
  • 紫根

シコンシコン うるさいな!
すみません!

本日ご紹介するのは2番目の紫根です。
書いて字の如く、元は紫草の根から作った染料で出した紫色のこと。染める回数により濃さが異なるため、広い範囲の紫色がこう呼ばれているようです。鞄工房山本の鹿革では、化学染料によってその色を再現しています。

「ムラサキ」は、白くて小さな花をつけます。
これの根から紫色がでるとは。誰もこの花からは紫色を想像できないでしょう。調べていくと、確かに根っこは赤い色をしています。
食べようと思って茹でてみたら、めっちゃきれいな赤紫の汁が出た! みたいなきっかけで染料がみつかったのかもしれませんね。

紫根は医薬品や、化粧品にも使われているそうです。今や希少種だとか。

ちなみに、1番目の紫紺、のほうが字面を見慣れているかもしれません。
こちらはスクールカラーで多く使われていて(Wikipedia さんありがとうございます)、

  • 関西大学
  • 関西外語大学
  • 明治大学
  • 駒沢大学
  • 神奈川大学

などなど、多くの大学で採用されています。明治大学のラグビーのユニフォームが一番イメージ強いでしょうか。
あと、私も聞き流していましたが「紫紺の優勝旗」は春の選抜高校野球大会です。

なるほど、それが紫紺。格調高いイメージです。

じゃあ、我らが紫根は?

よりエンジがかった、温かみのある色です。
スクールカラーとしてこの「紫根」を掲げている大学は、見つかりません!

ということは、マイナーなのか!?
いやいや、そんなことはありません。エンジがかった、と言いましたがエンジから赤紫にかけての色をスクールカラーにしているところは数しれず(そこで張り合っているわけではありません)。
こちらも品格ある色です。さらにいうと、「紫紺」よりも親しみやすい。

2つを鹿に置き換えると

鹿に置き換えるってどういう意味やねん!
おっしゃる通り。

鹿革小物ギフトラッピングに、ちょっとした演出

うまくツッコミを切り抜けたところで、最初の話に戻ってみます。

バレンタインだからといって新色を出すわけじゃないです。
でも、バレンタインのプレゼントをお探しの方のために、カードを考案中です。

イベント無関係、通常でもカードをおつけしたいと思っています。せっかく色の名前もすべて意味があって、なんやかんやで買っていただくのだから、そのものとの出会いを記録するためにも。

そのカードは、例えば

こんな感じです。じゃあ、バレンタインのは、

こんなのかしら。でも鞄工房山本にこのカオは不真面目すぎるかしら。と考えていて、ふと気が付きました。あれ、この鹿オスやん。プレゼントあげるの、女の子やし。じゃあ角をなくして

あれ、この方カンガルーでは??

うーむ。どうしても、私の画力だと角無しで鹿に見せられない。困っていたら、可憐な同僚が助けてくれました。
「『それをプレゼントしたら、相手がそうなる』って考えたら、オスの鹿でいいやん」

なるほど~。更にいうと、そうなった自分の姿がカードに描かれているのを見て、暗示にかかる、という効果もあるかも!?
そんなロマンチックな発想は自分にはないので、いただきます!

だんだんややこしくなってきましたが、贈り物をするのって基本的に楽しいことなので、これからもイベントごとに、ラッピングに付加価値をつけられるようなものを考えていきます。バレンタインに関しては次回、最終決定のものをご覧に入れます。

(左から時計回りに)

  • 鹿革 長財布 36,000円 (税別)
  • 鹿革 ブックカバー(文庫本サイズ)15,000円(税別)
  • 鹿革 名刺入れ 15,000円(税別)

最後になりましたが、新色・紫根の店頭展開は1月10日(木)からとなります。お楽しみに。

鞄工房山本 二見

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学