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ランドセル屋さんの革製品ブログ

メンズの色こそ、遊び甲斐があります。
バイカラー鹿革小物の楽しさ

2018年12月19日

長財布

いつもブログをお読みくださってありがとうございます。
鞄工房山本の二見です。

今年11月22日から販売している鹿革小物。13色もの鹿革をつかっており、それぞれにストーリー性のある名前がついているので、ブログでもすでに何色か取り上げて、色の周辺のお話を書いてきました。

そして、バイカラー(2色での配色)のアイテムに関しては、そのうちのほとんどを写真ですでにお見せしました。

ところがふと気づいたら、バイカラーの組み合わせに全部でどんなものが揃っているのか、まとめてお見せできていません。
今回はお買い物ガイドという感じでもれなくお見せします。

革小物からジェンダーにまつわる議論に発展(しません)

名刺入れは、バイカラーでは9種類お出ししています。

束入れ(メンズ長財布で小銭入れのないタイプ) は、メンズの位置づけなのでメンズ寄りのベース6色をつかって、6種類です。
メンズ寄りのベース色とはなんだ?

こちらの6色です。

ちなみにレディース寄りの立ち位置の色は

なので、濃いめの色 VS 鮮やかな色(パステル計含む)と分けている感じです。
しかし!
男女の隔てなくおすすめしたい色はたくさんありますし、あくまで商品レンジのくくりの中でざっくり定義しているだけです。お好きな色があれば躊躇せず使ってみていただきたいです!
因みに私の隣の席のいかつめの男性も、菜の花色の名刺入れを使っています。元気な感じがして、似合っています。

それにしても、色で女性/男性「的」あるいは「向け」という分け方を人が自然にやってしまうのって、いつから始まったんでしょう。小さいときから不思議でした。今はともかくとして、私が小学生だったころは女の子のランドセルは赤で、男の子は黒と決まっていました。

他に身近なところで言うと、どうしてこの方たちはいつもこうで、

こうではない??

不思議です。でも赤のフェラーリだの、マルボロとなると赤もいかつい男のイメージをまといます。
あれ、偏見を持っているのは私のほうなのかも?!
いつか調べてみます……。

メンズ長財布(小銭入れなし)スリムタイプ=バイカラー

本題。
まず束入れから順番にお見せします。

その前に、
先日WEBサイト用の撮影に立ち会って改めて感じたことは、
平面的なものを、変化をつけながら見せるって、難しい!ということです。

このブログでも何度もバイカラーの束入れと名刺入れを開いて撮影していますが、ぺたー、と置いてしまっていたので、正直なところ全体像をちゃんとお見せできているかギモンでした。↓

(ちなみにサンプルの下には紙を引いているので床で汚れたり、傷がついたりはしていません。)

今回は今までと違う見せ方をしたい!ので、こんな方法を試しました。
束入れ(バイカラー スリムタイプ)各29,000円(税別)

このように配置して、周りをぐるぐる回りながら撮影しているうち、90年代のカラフルなiMACのCMを思い出しました。「She’s a Rainbow」を流していたやつです。それよりちょっと渋めの色ですが。

まずは一番奥から。爽やかな紺藍に、ちょっとトーンを落ち着かせるかのように憲法黒を挿してまとめました。これも、憲法黒が真っ黒ではなくコゲ茶の仲間だから優しくまとまりました。単に青を黒ではちょっと冷たい。

次に奥の右側。

千歳緑×憲法黒。
8回目のブログでも取り上げた色合わせです。

引き続き奥の左側。

焦がれ色×紺藍

赤銅色×焦がれ色
この組み合わせ、リッチというかメロウな雰囲気。ぜひ男性に持ってほしいけれども、小銭入れを別にする女性にもよさそうです。

黄金色×生成り
先日のWEBサイト用撮影の時は、紺のジャケット着用のモデルがこちらを使っている様子もカメラに収まりました。現場で「LEONみたい」との声あり。ちょっと派手目な、チョイ悪な感じがしたということでしょうか……ジャン・レノのことではなさそうです。色合わせとしては、紺と黄金色はパキッとしていて奇麗でした。

そして束入れの〆に登場するのは

憲法黒×千歳緑。
何回か写真でお見せしている、しつこいようですがシブさでおススメ№1です。

バイカラー名刺入れ全種類まとめてお見せします。

続きまして
名刺入れのバイカラー9種類。プライスは各12,000円(税別)です。
そのうちパステル系は3種類あります。

まずは奥から。空色×生成り。7回目のブログ「空色ノススメ & 奈良本店再び & ロゴ入りリボンでプレゼントラッピング」の主役でした。

右が 若葉色×薄藤色

薄藤色×菜の花色

続いて濃いトーンのバイカラー名刺入れ

奥左から時計周りに

紺藍×黄金色
その反対、黄金色×紺藍
焦がれ色×紺藍

手前の奥から

千歳緑×生成り
憲法黒×千歳緑

そして最後に私の個人的なお気に入り

赤銅色×薄藤色です。

こうやって見ていくと、メンズ扱いにしている色がベースになっているほうが、挿し色の効果はより顕著です。
意外性があるからでしょうか。

いずれにせよ、ベースとなっている色も、組み合わせも豊富な中からきっとお気に入りを見つけていただけます。
奈良本店・銀座店・表参道店でお求めいただけます。お近くでない方は1月末予定のWEBサイトオープンまで暫しお待ちください。

鞄工房山本 二見

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 京都大学卒業 ヨーロッパで靴の仕事を12年間経験したのち帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream