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ランドセル屋さんの革製品ブログ

牛革製リュックをビジネスバッグシリーズから
その全貌公開!

2019年05月29日

リュックサック

皆様こんにちは、鞄工房の晴之です。

本日は皆様待望の! はずの! 情報を解禁します!
前からいろんなことを醸し出しすぎてどれの情報? となっている読者の方々、最近二見もブログで取り上げていたアレのことです。

そして昨日同じく二見から一足先に全貌公開されたアレのことです。

そうです! ビジネスバッグです! いよいよビジネスシーンに使えるカバンの全貌が明らかに!
昨日の記事と被る部分があるかと思いますが、私も二見も自ら紹介したくてしょうがないのです。それぞれの切り口で参ります!

デザインと機能性の両立! ビジネスリュック!

鞄工房山本はビジネスバッグを3型つくりました。

ちなみに! 鞄工房山本の鹿革製品と違い製造は信頼の置ける鞄メーカーさんに行っていただきました! 当社独自で企画・開発を行い、その製造を依頼したかたちです。鞄工房山本ブランドのビジネスバッグ、メーカーさんのおかげで本当にいいものができました!

その中から本日はまず、誰しもに人気なビジネスリュックのご紹介です! またの名をバックパック!
もったいぶっていても仕方ないので、牛モザイク無しの姿をどうぞご覧ください!

じゃーん!
いかがでしょうか、牛革製の通勤に便利なリュックサックです。
ビジネスマンに必要な荷物が入る使いやすいサイズながらもファッション性も重視しました。
見出しにあるように、スマートなデザインと収納など機能性の両立をとことん追求しました! 鞄工房山本がこだわった部分を一つ一つご紹介していきますね!

カーフレザー × ブライドルレザー

まずデザインの面で皆様が一番気になられるであろう点がひとつ。

「底と横のレザーについてる白いぼそぼそは何ですか?」

こちら、蝋が染み出た「ブルーム」と呼ばれる白い粉です。
「え? なんで革に蝋?」不思議に思われた方にまず「ブライドルレザー」の説明を。

もともとは馬具のためにつくられたブライドルレザー

牛革に蝋を何度も塗り込んだ革のことを「ブライドルレザー」と言います。蝋を塗り込むことで繊維を引き締め、革の耐久性を高めているのです。
実はもともと馬具をつくるために開発された革でした。裏を返せば馬の力強さに負けないぐらい堅牢な革ということ。頼もしい。
そのため、見た目の重厚感もなかなか迫力があり、見ごたえ抜群です。

硬い革なので縫製も大変ですが、そこはさすが信頼の置けるバッグメーカーさん。めちゃくちゃかっこよく仕上げてくださいました。

経年変化を気軽に楽しむブライドルレザー

また、経年変化をゆっくりと味わうことができるのもブライドルレザーの特徴。
ブルームが浮き出てくる間はわかりにくいかもしれませんが、使用するうちに次第にツヤが出てくる独特のエイジングを楽しむことができます。
しかし、革が堅牢なのでそれに伴い、味が出るのには少し時間がかかるかも。

ブルームが少しずつとれていく様子を楽しむもよし、すぐに拭き取ってしまうのもよしです。
ただ、衣服等にブルームが付着してしまう可能性があることにお気をつけください! 一度取れてもまた浮き出てくることもあるようです!

ところで、ブライドルレザーは蝋を塗り込んでいることから革の中では珍しく水に強いのも特徴です。
ヌメ革などをエイジングさせるときには気を遣いますが、それに比べると気軽にエイジングを楽しむことができる革でもあるのです! もちろんメンテナンスを定期的に行うことで、よりかっこよく味を出すことができます。ですが、「皮革製品にあまり詳しくないけど一度ガッツリ育ててみたい!」という方にぴったりな革でもあるのです!

あえてメイン部分の革にスムースな牛革を使用することでブライドルレザーという素材の独特さがより映えるように。パッと見てわかるところだけでなく、細かいところにも使用しました!
革の中でも丈夫で長持ちする革なので、気長に愛着を持って育ててあげてくださいね!

オリジナルの金具たち

革だけではなくもちろん付属品の厳選にも手を抜きません。
厳選というか、つくっちゃいました!

光沢とフォルムがかっこいいファスナースラス

まずは、

ぎらぎらファスナースラス。
スラスのかたちにこだわりました! 根本がぷっくりとしていてそこのカーブが絶妙です。
D カンと引手部分が分離しており、動かしやすくなっております。また、その連結部分もネジ式ではない製法でつくられているらしく、見れば見るほどどうやってつくってるの? という見た目。

また、シルバーニッケルの光沢がめちゃくちゃかっこいい! 私の写真撮影の技量では100%お伝えすることができておりませんので実際に見に来てください!
そしてエイジングしたブライドルレザーとの組み合わせを早く見たくなります。それも楽しみのひとつ。

厚みのあるオリジナルカシメ

次に、

ぷっくりとしたカシメ。

カシメは「KABANKOBO YAMAMOTO」のネーム付きです。この読めるか読めないかぐらいの文字の小ささが可愛くて個人的にはお気に入りポイントです。
そしてぷっくり加減。小さいパーツですが、その厚みが「ここにいるよー!」と主張しているようで愛らしい。

こう見るとスラスにもロゴを入れたかったなーと強く思います。いつの日か……

内装にもこだわりました

オリジナルなのは金具だけではありません。
ビジネスバッグということでブライドルレザーの迫力も相まって見た目はカッチリ見えますが、ファスナーを開けると……

あれ? 意外と可愛らしい? ブライドルレザーの重厚感からメンズ用のアイテムと思いきや、レディースウケも狙ってみました。ユニセックス対応可能です!
こちらのチェック柄内装生地も生地屋さんにお願いしてつくっていただいたもの。チェックってカジュアルに見えがちですが、淡い大人な配色なので意外とアリですよ。
生地は綿。引っかかっりそうですが、しっかり目の加工をしてもらっているためそう簡単には傷ついたり破れたりしません!

ところでリュックの底に見える黒い別の生地。
こちらは機能のお話になるので詳細はまた後ほど!

他にもさりげなく「鞄工房山本」がちらほら

初見で目につくビジネスリュックのデザイン面の特徴はあらかたこの辺ですが、本日はすみずみまでご紹介しますよ!
実はカシメだけでなくいろんなところに「鞄工房山本」が隠れているのです。

例えば背中部分にロゴ。

ど真ん中でさりげなくない! ことはありません。だってリュックを背負うと見えなくなりますから。奈良県民の奥ゆかしさ発揮です。

また、鞄の内部にも。

こっちはブライドルレザーに印字しました。カバンの中にあるロゴって自分しかその存在を知らない気がしてなんだか特別感がある。しかもブライドル。私のお気に入りポイントその2です。

そしてリュックの背中! どこかで見たことありませんか?

この U の字ラインといえば……

鞄工房山本のランドセルの背中じゃないですか!
「いや! 言われんと気づかんわ!」それでいいのです、ちょっとした遊び心です。

はっ。気づけばテンションが上がってしまってデザイン面のことだけを語りすぎてしまいました。
機能面についてはまた次回!
そういえば、思えば販売開始日とか価格とか大切なことを何も言っていない気が。
あと色展開。もちろんブラックだけではありませんよ!

……とりあえず私からお伝えするのはリュックのことを紹介しきってからにしましょう! そうしましょう!
魅力がたくさん詰まっているビジネスバッグですからひとつの記事で紹介するのはもったいないですもんね!

リュックの次はトートバッグとショルダーバッグ、これからのブログ、ますます楽しみにしていてください!

鞄工房山本 晴之

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学