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ランドセル屋さんの革製品ブログ

山本京都探訪~お世話になった小銭入れを
ゑびす神社で供養してみる~

2019年9月10日(2020年3月24日更新)

小銭入れ

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。

最近私、小銭入れを鹿革のものに新調しました。お財布も近いうちに買い換えるつもりです。
(天赦日だった11月7日に BC トリフォールドウォレットを買いました! その時のお話はコチラの記事からお読みください!)

以前使っていた小銭入れはもうボロボロになってしまいました……5年以上も使っていたらそうなりますよね。愛着もそれなりに湧いていたのです。

さて、この小銭入れ、燃えるゴミと同様にゴミ箱に捨てるのはアリなのか。大切に使っていたものでちょっと気が引けるというか、申し訳ないというか……
そこで! お財布などの処分の方法について調べていると、どうやら使い終わったお財布や小銭入れをご供養してくださる神社があるらしく! しかし残念ながら奈良には無さそうだったので、近くの京都までちょっくら行ってまいりました!

ご供養の前の腹ごしらえ「和醸良麺 すがり」

腹が減っては供養はできぬ、せっかく京都まで来たのですから美味しいラーメンを食べましょう。目的地が四条通り近くということで、四条烏丸にございます有名なラーメン屋さんへ行ってまいりました。

和醸良麺 すがり

私の中でも10年ほど前からずっとお気に入りのラーメン屋さんなのです。いつもどおり「もつつけ麺」をいただきました。
「高倉二条」さんというお店の系列店なのですが、この系列の特徴は麺が全粒粉麺であること。まるでお蕎麦のようなラーメンを食べることができます。チュルチュルっとした喉越しがめちゃくちゃ良い感じ! 全粒粉麺が苦手な方は普通のラーメンっぽい「ゆず麺」も選んでいただけますよ。
そしてこちらのすがりさんの名物は、名前の通り「もつ」入りラーメン。もつを一つ一つバーナーで炙って出してくれるので、めちゃくちゃ香ばしいのです。
10年前からブレない味をありがとうございます!「もつカレーつけ麺」なるものも気になったので次回はそれにしよっと! ごちそうさまでした!

日本三大えびすの1つ「京都ゑびす神社」

四条烏丸から少し歩きまして四条河原町、さらに鴨川にかかる四条大橋を渡って川端通りを少し下る。四条と五条のちょうど中間ぐらいをちょっとだけ東へ入ったところにございます「京都ゑびす神社」。
最寄り駅である「祇園四条駅」からちょっと歩くのですが、京都の街並みって見ているだけで楽しいのです。歩くのも苦にならないどころか、歩きたい気分にしてくれます。
そうしててくてく歩いていると、通りにいきなり大きな鳥居が。

こちら、住宅地にある小さな神社なのですが、実は数あるえびす神社の中でも「日本三大えびす神社」のうちの1つらしいのです。兵庫県西宮の「えびす宮総本社西宮神社」、大阪の「今宮戎神社」、そしてこちら「京都ゑびす神社」でございます。

京都ゑびす神社の独特なお詣り

境内にはもちろんえびすさんが祀られております。
実は七福神の中で唯一日本の神様。鯛と釣り竿を持ちながら、見ているこちらまでがニヤけそうになる笑顔を携えるえびすさんは「えびす様」と言うより「えびすさん」。「えべっさん」と呼ばれることもありますもんね。もとは漁業の神様で、今は商売繁盛の神様として親しまれています。私のなんとなくのイメージでは、お金に関する運を上げてくれそうです。

そしてえびすさんはご長寿のためお耳が遠いようで、こちらの神社ではお詣りの際、えびすさんに気づいてもらうための工夫がされています。
今回の私の目的は小銭入れのご供養ですが、その前にしっかりと詣っておきました。せっかく京都まで来たんです、開運もしたいじゃないですか。

まずは正面から他の神社と同じようにお詣りした後に、本殿の横に回り込み……

こちらをトントンと優しく叩きます。お耳の遠いえびすさんの肩を叩き、「お詣りにきましたよ」と気づいていただくためなんですって。バンバン! と叩くのはえびすさんに失礼なのでやめましょうね。

また、二の鳥居にいらっしゃるえびすさんにもご注目。

なかなか見えにくいのですが、お顔の下にある福箕(みの、熊手みたいになっている)があります。そこにお賽銭を投げて見事入ると、願いが叶うと言われているのです。
参拝にこられていた人たち、何回もチャレンジしておられました。私は一人だったため、恥ずかしさから今回は控えさせていただきました。すみません!

小銭入れのご供養に「財布塚」

お詣りも無事終了しましたのでいよいよ本題。長年愛用してきた小銭入れを手放す時です。
一の鳥居をくぐってすぐ右にこんなところがございます。

「財布塚」と「名刺塚」。お財布のご供養だけでなく、名刺も供養できるんですね。そう言われてみれば、名刺も処理するときはどうすべきか困るかも。
両サイドには著名な方とお店、多くのお名前がズラリ。

ご利益をモリモリと感じます。中でもこの財布塚を寄進されたのが松下幸之助さんだそうです。めちゃくちゃ縁起良さそう。ありがたやありがたや。
そして肝心のご供養はどうするかというと!

財布塚にお財布や小銭入れを置いておきます。こうしておくと神主さんが回収してくださり、ある程度数がたまったときに皆様の分をまとめてご供養してくださるんですって。
小銭入れに「ありがとうございました」の感謝の気持ちを込めて、えびすさんに「今後もよろしくお願いします」のご挨拶を伝えて置いておきました!

ちなみに名刺塚の方を寄進されたのは吉村孫三郎さん。
こちらのえびす神社では、毎年9月の第4日曜日に「名刺感謝祭」なる神事が行われているそうです。お焚き上げをして名刺をご供養するんですって。偶然にも日にちがもうすぐなので、ご興味がある方はどうぞ行ってみてください!

七福神みくじを引いて帰りましょう

無事、目的は成し遂げられたので最後に七福神みくじを引いて帰ることにしました。
ミニ七福神様のうちのどなたかがついてきてくださるおみくじ。結果は……

ミニ毘沙門天様! おみくじは中吉!
新しく手に入れた鹿革 L ファスナー小銭入れの中へお守り代わりの毘沙門天様に早速入っていただき、一緒に帰りましたとさ。

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学