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ランドセル屋さんの革製品ブログ

鞄工房山本近くの蓮スポット
奈良県「藤原宮跡」にて

2019年7月20日

小銭入れ

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。

ついこの間、奈良県奈良市の蓮スポットに二見が赴いた傍ら、時をほぼ同じくして当工房スタッフも奈良県橿原市の蓮スポット「藤原宮跡」を訪れていたのでした。そう、紫陽花の彼女です。

「蓮の季節だよー」ということで、せっかく蓮の写真をいただいたので皆様にも彼女撮影の綺麗な写真をお見せしちゃいます。山本探訪番外編、西大寺の蓮と橿原の蓮の違いを探しながらご覧ください。
西大寺の蓮の記事はこちらから。

藤原宮跡ってどこの何ですか

蓮の前に藤原宮跡のご紹介。
藤原京の跡地、藤原宮跡は鞄工房山本の本舎から車で3分ほど。徒歩でも頑張れば行けます! ちなみに第二工房からだと歩いてすぐ。

昔々、694年から710年まで日本の都だったすごいところなんです。地元がその辺りで藤原宮跡のすぐ隣りにある鴨公小学校に通っていた私には全く実感が湧きませんが。
今となってはだだっ広い原っぱで、橿原市民のランニングコースになっていたり一角は少年野球チームの練習場所になっていたりします。香久山、耳成山、畝傍山の大和三山に囲まれており、見渡すとその盆地具合が非常によくわかります。運が良ければめちゃくちゃ綺麗な夕焼けが見えるかも?

季節の花が植えられることでも有名で、その写真を撮りに来られる方で休日は案外賑わっています。そして今は蓮の季節。今年も綺麗な蓮が咲きました。

蓮は早起き! おすすめの開花時間

蓮の開花を見るには早起きが必須です。お昼にはもう閉じてしまう。蓮は早起きなのです。ん? 早く起きすぎて昼寝してしまってるだけなのかも。

その時間はだいたい7時から9時ごろ。蓮スポットに家が近い方は朝のお散歩を兼ねて見に行けますが、少し遠い方は蓮に合わせて早起き頑張らなければですね。
おや、この方もいい香りにつられて早起きしたのかしら。

大きな大きな蓮の葉の秘密

蓮といえばその葉っぱにも特徴がありますよね。ご覧ください。

これ、スライムとかじゃなくてお水ですよ。驚きの撥水性です。
なんでも、植物の葉にはワックス成分が分泌されているのだとか。それに加え、蓮の葉の表面には非常に細かい凹凸があり、それが空気のクッションをつくって水滴を支えてくれるらしいのです。それでこんな幻想的な光景が見れるのですね。
これをロータス効果と言います。「蓮」は英語で「Lotus」と言うことから。テストに出ます。

蓮の葉にこんなにも撥水性があるのにはもちろん理由があるのです。それは蓮の根っこであるレンコンのため。
レンコンは泥の中に埋まっているので、それだけでは呼吸ができません。実はレンコンの穴は蓮の葉柄につながっており、葉柄は蓮の葉の中央に空いた穴につながっています。そこからレンコンに酸素をおくるわけですね。だからその穴が埃や泥で汚れてしまっては窒息してしまいます。そうならないように、ロータス効果で弾いた水滴がコロコロと転がりながら、葉っぱの表面についた埃や泥、小さな虫までをもお掃除してくれるのです。なるほど。

この写真、良いですね。
環境に適応するために強くなる、生命ってすごいですね。

蓮の強さと美しさ

そんな蓮を言い表した言葉があります。

“ 蓮は泥より出でて泥に染まらず ”

蓮が生まれ育つのは泥の中。そんな風に汚れた環境にあってもそれに染まらず、蓮のように美しさを保っていることを表しています。
けれど、ロータス効果の意味と目的を知った今では、蓮がその内面に秘めた力強さまでもがこの言葉から伝わってくるようです。

周りがどんな環境であろうと自分らしく、強く美しく、蓮のようにありたいものです。


さて、橿原市の蓮はいかがでしたか。季節が色とりどりで奈良県も捨てたもんじゃないですね。
蓮の見頃は8月中旬まで続きます。ちょうど夏休みのこの時期にいかがでしょうか。

はっ、蓮が美しすぎて鹿革製品を登場させるのを忘れていました。紫陽花に引き続き、ふらっとお出かけサイズの L ファスナー小銭入れを蓮カラーでどうぞ!

(手前から)

L ファスナー小銭入れ 桃色 15,000円(税別)
菜の花色
月白
若葉色

なお、鹿革製品にはロータス効果は全くございません。悪しからず。

そうそう、そういえばしれっとブログも心機一転お引越しをしました。これからは鞄工房山本の革製品オンラインショップ内で私たちのブログをご覧ください。
各商品カテゴリページからはそれぞれのアイテムにちなんだブログを、メニューのブログボタンからは全ブログ一覧ページをご覧いただけます。
デザインも一新され、かっこよさに磨きがかかったかと思っております! 今後もお楽しみに!

では最後に、大和三山のひとつの畝傍山と藤原宮跡と蓮の3点セットでお別れです。

鞄工房山本 晴之

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学