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ランドセル屋さんの革製品ブログ

ジェイアール京都伊勢丹で
革製品ポップアップストアが開催中なのだ

2019年8月19日

その他

8月17日の夕暮れです。

「やっぱり奈良の空が一番ええなあ。広いし、空気が透明やわ。」
〈生成り・鹿革ブックカバー君(15,000円/税別)〉は今日もごきげんです。
広いといえば……ここ数日、店舗が余計に広い気がするのはなんでやろう。

「あら、どうしたの、またボーッとして。フフッ」
そう声をかけたのは最近知り合った鹿革〈胡桃色・Lファスナー小銭入れさん(15,000円/税別)〉です。

胡桃色、といっても胡桃の殻や実の色を想像してはいけません。胡桃染めの布のような、温かみのあるベージュ系ヌードカラーにファスナーがキラッと光っています。

ちょっとお姉さんっぽい、と前から思っていた〈生成り・鹿革ブックカバー君(15,000円/税別)〉は、ちょっとドギマギしました。

「いや、あの、この頃ちょっと静かというか、人少ないような気ぃして……」
「お盆休みと違う?」
「そうなんかなー」

そこに、〈束入れ(夢こうろ染)氏 (60,000円/ 税別)〉が通りがかりました。流石にティアドロップのサングラスが似合います。

「なんや君ら、ヒマなんか、若いもんが」
「ヒマとか言わんといて。ゆっくりしてるだけやん」
「ほう、お前もなかなか言うようになったな」
「ねえ、いまちょっと静かやから、皆どっか行ったんかな、ってゆうててんけど、何か知っってはります?」
「なんや君ら、知らんのかいな。今大勢で、なんと京都に行ってるんや」
「あの京都に⁉」

京都! 奈良のお隣さん、皆の憧れです。
奈良のほうが歴史が古いのですが、その後の繁栄、長く続いた都としての歴史、高貴さ、グルメガイドの評価の高さ、世界中からうける「いいね!」の数、全て群を抜いています。

その京都に、鞄工房山本の鹿革小物が集っている!

ジェイアール京都伊勢丹6階バッグ&ラゲッジコーナー

「そうや。いまジェイアール京都伊勢丹6階のバッグ&ラゲッジスペースで『鞄工房山本』のポッポアップルストア、ゆうのんをやってるんや」
「それを言うならポップアップストアでしょう」
「それやそれ」

鹿革製品だけじゃない、今ジェイアール京都伊勢丹でご覧いただける商品

恥ずかしい間違いをしたのに、涼しい顔で〈束入れ(夢こうろ染)氏 (60,000円/ 税別)〉は続けます。
「色んな所からええ鞄やら革製品が集まってるとこの一角に、2週間おらせてもらえるんやで。ゆうても8月27日までやけどな。そやし、ワシら鹿革だけやない、おおきいのんも一緒に行ってるねんで」
「おおきいのんって...... 牛でできたやつ?」
「そうや、ビジネスバッグの〈BCシリーズ〉や。しかも、ランドセルちゃんも加勢してくれてるんやで」
「へー、ええなあ。僕らもいきたいわ。あれ、夢こうろ染氏、一点物やのにここにいてるってことは、京都には夢こうろ染めシリーズは行ってないのん?」
「そうやねん、ちょっと奈良で用事があって。せやけど明日の朝、王子についてちょっと見に行こうと思てるねんけど、一緒に来るか?」
「行くー!」

というわけで、皆でジェイアール京都伊勢丹に遊びに行くことになりました。
「京都のことはワシに任せとけ。ゆうてもワシは革が奈良、染めが京都の、しかも嵐山の奥田祐斎先生にやっていただいて、その後の工程が奈良やから、クォーターぐらい京都の血が流れてるんや。京都の見どころも、美味しい食べもんも、任せとき!」

ランドセルの展示会で奈良の外にちょっと行ってみたとはいえ、京都に行くのは生まれて初めての〈生成り・鹿革ブックカバー君(15,000円/税別)〉は大喜びです。お寺巡りや、世界に名高い京料理のことを想像して、ワクワクしています。
「京都の柿の葉寿司って、おいしいかなあ」

鞄工房山本 革製品ポップアップイベント

@ ジェイアール京都伊勢丹6階 バッグ&ラゲッジスペース

開催中、8月27日(火)まで。営業時間は毎日10時~20時

18色展開の鹿革で作った小物(名刺入れ、小銭入れ、長財布、ブックカバー)はもちろん、ブライドルを部分使いにしたビジネスバッグ〈BCシリーズ〉をご覧になれます。また、後半には同じくブライドルを使用した新型の折財布も登場いたします。皆様お誘い合わせの上ぜひお越し下さい。

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 京都大学卒業 ヨーロッパで靴の仕事を12年間経験したのち帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream