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ランドセル屋さんの革製品ブログ

千歳緑の鹿革ブックカバーに、
青木和夫著『日本の歴史 〈3〉 奈良の都』

2019年9月5日

ブックカバー

皆様こんにちは。

鹿革18色のブックカバーに、それぞれ本を合わせて「ブックカバー+文庫本」で新しい形のギフトアイデアとしておすすめしている〈ディア文庫〉。今年の3月15日に始めたこの企画、実はまだ終わっていないのです!

残すところあと3色:

  • 月白
  • 胡桃色
  • 千歳緑

ブックカバーの色に本を合わせると言っても、本の内容や作者のスタイルから受ける印象から決まったり、本のタイトルに色の名前が入っているためだったり、理由づけは様々です。

(屋外で色んな緑色を撮影しようと思ったら、急に雨が降ってきてあきらめてしまいました。雨やどりするのは人間だけではありません)

今回は深みのある美しさが人気の〈千歳緑〉に、この本を合わせてみました。理由は、その都市のイメージ。樹齢の長い松の葉にも似た、深い緑色です。

『日本の歴史〈3〉奈良の都』青木和夫著

せっかく奈良に住んでいるのに、私は奈良の歴史、早い話が奈良に都があった奈良時代のことをよく知りません。京都に住んでいたときも、その街の歴史には疎かったのですが、奈良はある理由から、歴史を知らないまま過ごしてしまう可能性が更に高まりそうな気がしていました。

(いつも通り過ぎていた、本舎近くの紀寺跡も7世紀後半の遺跡です)

なにかと言いますと、古墳や古い、古―い遺跡が自然に囲まれた(あるいはむしろ、覆われた)状態のため、それとわかりにくいことがしばしばあるのです。そうすると、気をつけて標示を見るなり、インターネットのマップで確認をする機会でも無ければ、ただの野原かと思ってしまいます。(そんな粗忽者が私だけなことを祈るばかり)

(こちらは以前ブログに掲載した、冬の濃ゆい緑色)

私は奈良時代に限らず、歴史が全体的にニガテです。中高生のときも、歴史の教科書となるとどうも一番最初から読まなければならない気がしていたので、いつまで経ってもネアンデルタール人とクロマニヨン人、日本史なら縄文時代からあまり進めないうちに、「Zzz…」でした。
順序にとらわれず、興味のある時代に限って読めば良かった、と気づいたのは21世紀に入ってだいぶ経って、リーマンショックの後くらいのことです。

これではイカン。何か本を読んでみよう、というわけで見つけたのがこちら

奈良の昔って、どんなん?

そんな私でも、「1300年前ってどんなんやったん?」とは思います。

(鹿革ブックカバー〈千歳緑〉15,000円・税別)

「日本の歴史上初の貨幣である『和同開珎』は奈良時代(708年) に作られた」ことを、最近お財布のブログを書いていてやっと認識できた(汗)のも手伝って、その頃の市井の人々の暮らしはどんなだったかも知りたくなる。そうなると、芋づる式に疑問が湧いてきます。

(ホテイアオイをフライイングで見に行った私は、薄紫色ではなく緑色に圧倒されました)

  • じゃあ貴族は? 何人くらい貴族と庶民がいたん? 貧富の差ってどれくらいあったん?
  • 遣唐使って、命がけとちゃうん?
  • 男女って制度の中で違いがあったん?
  • 通婚ってうまく行ってたん?

なんだか、私が書くとテレビのバラエティー番組っぽく聞こえますが、『日本の歴史〈3〉奈良の都』はこういった素朴な疑問にもビシッと平易に答えてくれます。

(雨のせいで外には出なかったものの、屋内でも色んな緑色を発見)

1300年前のストーリーと、千歳緑の鹿革ブックカバー

ところが、しまった。『日本の歴史〈3〉奈良の都』は580ページ! 鹿革ブックカバーは350ページほどに合わせて作っているので、入らない……。 せっかく色のイメージと本の題材が合うのに、残念。それに、このブログ記事もずいぶん書き進めてしまいました。どうしましょう。

『漫画版 日本の歴史 2 飛鳥朝廷と仏教 飛鳥~奈良時代』山本博文監修

もう一度本を探してみたら、こんな本も見つかりました。ボリュームも224ページと、鹿革ブックカバーに収まりそうです。

筆者・編者が異なるので視点も変わるでしょうが、マンガであるというだけでさらに手が出しやすそうな一冊。昔の私でも睡魔に襲われずに読めたかもしれません。レビューによると、小学校高学年から歴史のおさらいをしたい大人まで楽しんで読めるようです。

私も、うたた寝することなくどちらかを読破したいと思います。

〈鹿革ブックカバー〉18色展開・15,000円(税別・写真は千歳緑)の商品ページはこちらから

筆者プロフィール

名前:二見

大阪府出身 ヨーロッパで12年間の就業経験を積んだ後帰国
バッグメーカーなどを経て2018年8月より現職
好きな文筆家は森鴎外、Albert Camus
好きなミュージシャンは Jimi Hendrix、Cream