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ランドセル屋さんの革製品ブログ

鞄工房山本の革製品より、
2020年新年のご挨拶

2019年1月7日

その他

皆さま明けましておめでとうございます! 鞄工房山本の晴之です。

やってまいりました2020年、令和2年。鞄工房山本は1月4日から開店しており、工房は昨日6日からがお仕事始めでした。店舗も工房もスタッフ全員が揃う、1月6日には毎年恒例の工房の清め祓いを執り行いました。その様子をどうぞ!

鞄工房山本のみんなが一年間安全で過ごせますように

12年前の2008年、現在の第一工房が新しく建てられました。その頃から毎年行っている清め祓い。商売繁盛ではなく、鞄工房山本で働くみんなが一年間元気で過ごせるようにと祈ります。

神主さんからお話をいただき、ご祈祷してもらいます。それが終われば、スタッフが1人ずつ玉串を供えます。

お作法は二礼二拍手一礼! であっているはず……
今年も大きな怪我や病気なく、一年間元気で過ごせますように!

五節句の最初「人日の節句」

3月3日の「上巳の節句(桃の節句)」、5月5日の「端午の節句(菖蒲の節句)」などのように、日本には季節の節目となる「五節句」があります。
あと3つの節句は、7月7日の「七夕の節句(笹の節句)」、9月9日の「重陽の節句(菊の節句)」、そして1月7日の「人日の節句(七草の節句)」。
日付けの並びから見ると1月1日が節句になりそうなものですが、その前に元日ですものね。そんな中で1月7日が節句に選ばれたのには、五節句発祥である中国のある風習に理由がありました。

中国では1月1日から6日まで、動物を当てはめた占いが行われてきました。
1月1日は鶏、2日は狗、3日は羊、4日は猪、5日は牛、6日は馬。これらの日は、それぞれの動物を大切に扱い、殺さないようにしていました。そして1月7日は人を占う日として、他の動物と同じように人を大切に扱い、犯罪者に対しても刑罰は行わなかったそうです。
そんな風習が人日の節句として日本に伝わったんですね。

七草粥を食べて無病息災

さて、この時期になると「七草粥」を食べるご家庭もあるのではないでしょうか。これも五節句と同じく中国から伝わったもの。

中国には1月7日に7種類の野菜が入ったお吸い物などを食べるならわしがありました。これは、自然界から新たなエネルギーをもらい、無病息災を祈るためのものでした。
一方日本には古くから伝えられる、新しい生命力をいただく「若菜摘み」という風習がありました。
この2つが合わさって今の「七草粥」になったと言われています。

春の七草とは

皆さまも一度は聞いたことがるであろう春の七草。五七五七七のリズムに乗せて唱えていた方もいらっしゃることでしょう。
「セリナズナ、ゴギョウハコベラ、ホトケノザ、スズナスズシロ、これぞ(春の)七草」。私も小さい頃、わけも分からずに語呂の良さだけで連呼しておりました。
そんな七草たちを漢字で書くとこうです!

  • 芹(セリ)
  • 薺(ナズナ)
  • 御形(ゴギョウ)
  • 繁縷(ハコベラ)
  • 仏の座(ホトケノザ)
  • 菘(スズナ)
  • 蘿蔔(スズシロ)

なんだか大人になった気がします。緑が少なかった昔の冬にとっては貴重な栄養源であった七草。最近ではあまりそれぞれの野菜を見なくなりましたが、シーズン時期には「春の七草セット」としてまとめて販売されていることも。
2020年を元気に乗り切るためにも七草粥をつくって食べてみてはいかがでしょうか!

さて、あらためまして2020年。お正月休みも明け、お仕事 / 学校が始まった頃かと思います。
鞄工房山本にとってのこの一年は、今まで以上に様々な変化を経て成長する年になるのではないかと予感しております。
しかし、お客さまとともに成長していくという点は変わらずに進んでいきたいと思います! 皆さま、今までと変わらぬお付き合いを本年も何卒よろしくお願い申し上げます!

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学