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ランドセル屋さんの革製品ブログ

工房で働くお父さんからお子さまへ、
ランドセルの贈呈式

2019年12月27日

その他

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。

鞄工房山本は、以前から「ワークショップ」や「工房見学」などのお客様に参加していただけるイベントを実施してきました。そして今年からはさらにそれに力を入れて、「鞄工房山本の写真教室」や「サンタさんが届けるランドセル」を開催しております!
今回はそれらのイベントの中から「ランドセル贈呈式」のお話です。

すでにブログ内で何度か紹介している当イベントは、鞄工房山本のランドセルを実際につくっている工房で、工房スタッフがランドセルを直接贈呈するというものです。詳しくは下の記事をお読みください!

私たちも毎回、参加してくださったご家族から感動を分けてもらっておりますが、12月7日の回には見慣れた顔のご家族が参加してくれていました。

鞄工房山本で働くお父さん

鞄工房山本の工房でランドセルを毎日つくってくれている職人さんは約40人。いくつかの班に分かれてお仕事をしている中で、ある班の班長さんである男性職人の I さん。
I さんには2人のお子さまがおり、お兄ちゃんが来年小学校に入学するのです。ランドセルは鞄工房山本のものを選んでくれました! そのタイミングで、今年から始まったイベント「ランドセル贈呈式」。これは参加するしかない! ということで、ご家族で相談して来てくれたのです。
といっても、当のお兄ちゃんは「お父さんの働いているところにランドセルをもらいに行く」ということしか聞いていなかったようで、あんな盛大にお祝いされるとは思っていなかったようでした。

奈良の工房に着いたらまずは工房見学。お父さんが働く姿って普段なかなか見ることがありませんが、この日ばっかりは見放題、興味津々! お父さんはかっこよかったかな?
そして時間が来たら贈呈式の始まりです。
親子で協力して最後の金具をランドセルに取り付け、世界にひとつだけのランドセルの完成です! そしてそのランドセルは、お父さんからお兄ちゃんへ手渡されました。

だいぶ緊張している様子のお兄ちゃんと、奥で羨ましそうに見つめる弟くん。
お父さんもお兄ちゃんも感動で胸がいっぱいです。

後々お父さんに聞きましたが、手渡したランドセルをお兄ちゃんがギュッと抱きしめてくれた瞬間が、一番感動してウルウルときたそうです。また、別のところでお兄ちゃんにお話を聞くと、ランドセルをお父さんから手渡された瞬間が一番嬉しかったようで、親子って繋がっているんだなとこっちまで感動してしまいましたよ!
お父さんから手づくりのランドセルをもらったことがよっぽど嬉しかったのか、帰りの車の中ではランドセルを抱え込んだまま離さなかったのだとか。可愛すぎます。

選んだランドセルはオックスフォード

選んでくれたランドセルは、今年新発売の「オックスフォード」!
「紺色がかっこよくて、その中にブルーもあるからもっとかっこいい!」という理由で選んでくれました。元気でクールな配色がよくお似合いです!

また、オックスフォードは革靴の装飾デザインを取り入れているのも大きな特徴です。かぶせの下方、「ガク」と呼ばれる部分には穴飾り「メダリオン」や、

前締めベルトには「ピンキング」という革の縁をギザギザに切るデザインを採用しました!

レイブラックが黒ベースなのに対し、オックスフォードは紺ベース。そこにステッチやニスの色で変化をつけています。

最後に、お父さんにひとつ聞きました。

「お兄ちゃんにはどんな小学校生活を送ってほしいですか?」
「勉強やスポーツを頑張るよりも何より、たくさんの友達と一緒に、楽しく健康に小学校へ通ってほしい!」

と、愛に溢れたこたえが返ってきました!

お兄ちゃんは「また遊びに来る!」と言ってくれました。次は弟くんのランドセル贈呈式かな?
鞄工房山本のお兄さんお姉さんも、遊びに来てくれるのを待っています! 次会うときは、楽しい小学校のお話を聞かせてくださいね!

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学