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ランドセル屋さんの革製品ブログ

続・奈良県明日香村にて
彼岸花と案山子と光の回廊と

2019年9月30日

その他

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。

本日のブログは前回の記事の続きとなっております。
奈良県明日香村で開催された「彼岸花祭り」と「飛鳥光の回廊」レポートの後半戦。是非、前半戦の「彼岸花と案山子」編をご覧になってから読み進めてください!

今回の写真ももちろん当工房スタッフの彼女が撮ってくれたもの。さも私が行ってきたように書いておりますが、すべて彼女から聞いたお話です! いつもありがとうございます!

さて、稲渕地区では彼岸花の美しさと案山子の面白さを存分にご堪能いただけましたでしょうか。
夜になると飛鳥光の回廊のメイン会場である、石舞台地区へのシャトルバスがなくなってしまい、40分ぐらい歩かなければいけなくなってしまいます。夕方頃にはバスに乗って移動しましょう!

石舞台にある岡寺に行こう

石舞台地区に着いたら15分ほど歩いて岡寺へ。
岡寺は「日本最初の厄除け霊場」であり、その所以の1つはここの正式名称である「龍蓋寺(りゅうがいじ)」の伝説からきているとされています。

昔々、飛鳥地方を荒らして人々を苦しめる悪龍がいました。それを見兼ねた義淵(ぎえん)僧正はその法力で池に龍を封じ、大きな石で蓋をしたのだそうです。その池は「龍蓋池」と呼ばれるようになり、のちに義淵僧正によってその地に「龍蓋寺」が建立されたというわけです。
ちなみに封印されてから悪龍は改心して善龍となり、今も龍蓋寺境内にある龍蓋池の底で眠っているそうです。

悪龍の厄災を義淵僧正が取り払ったというわけですね。また、鎌倉時代初期の文献にも厄除けの場として龍蓋寺の名前が書かれているそうですよ。

そんな龍蓋寺 a.k.a 岡寺は日中も美しい良いお寺! まず手水舎でテンションが上ります。

浮き玉が浮かべられていますが、これは季節によってお花になったりするそうです。GW はダリアになるんですって! 季節ごとのお顔も見てみたいですね。

シャトルバスの降車場から岡寺への道のりはこちらを参考にしてください。

ところで、正式名称が龍蓋寺であるお寺がどうして岡寺と呼ばれているのでしょうか。なんでも、古くから「飛鳥の岡にあるお寺」であることから親しみを込めて「岡寺」と呼ばれていたそうです。もともと愛称だった名前がいつの間にか正式名称のように知られているって、岡寺がいかに飛鳥の皆様から愛されているかよく分かりますね。
そんな岡から眺める景色は最高でした。

ろうそくと和傘で彩られる夜の岡寺

次第に暗くなってくると、岡寺の雰囲気も変わってきます。

18時頃になると、いよいよ飛鳥光の回廊の始まりです!
いたるところにろうそくが並び、火が灯されます。こんなところにも。

手水舎にろうそく。ろうそくを模した浮き玉でしょうが、それでも幻想的に見えるのは、相容れないはずの火と水が同じ場所にあるからでしょうか。

また、盛大に今年をお祝いされていました。

そうか、記念すべき令和元年のお祭りですもんね。そういえば案山子コンテストでも題材に令和を取り入れた案山子がいくつかありました。
ところで皆様、「令和」の発音って「平和」か「ペータ」かどちらですか。私は「平和」派ですがテレビでは「ペータ」の発音をよく聞きます。

秋のお祭りなのでウサギ! 個人的にこの写真めっちゃ好きです。ろうそくの灯りとうさぎの影の対比がかっこいい。

しかし! 夜の岡寺の見どころはろうそくだけではございません。こちらをご覧ください!

和傘のライトアップ! これを見るためにこの時期の明日香村にはるばるやってくる人もいるとかいないとか。カメラマンもわんさかいらっしゃるようです。フォトジェニックスポット!
色とりどりの和傘が照らされると、こんなにもロマンチックな灯りをともすんですね。別アングルからもう1枚!

以上の写真はすべて岡寺で撮影されたものです。飛鳥光の回廊開催中は、他にも飛鳥寺で飛鳥大仏特別拝観があったり、飛鳥駅近くの国営飛鳥歴史公園で光の彼岸花が見られたりとイベントが盛りだくさん!
岡寺だけでも見応え抜群なのに、まだまだ見なければいけないところがあるんですね。これは大変だ。

写真を撮ってお話しをしてくれた工房スタッフの彼女も「すっごい良い! 面白い! とってもオススメ!」と絶賛していました。
前回記事では控えめに「ちょっと行ってみたいかも」と申しましたが、前言撤回。彼岸花祭りと案山子コンテストも併せて、来年は行くしかありませんね!

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学