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ランドセル屋さんの革製品ブログ

鹿革から新商品!
L字ファスナー小銭入れのすごいところ

2019年6月13日

小銭入れ

皆様こんにちは、鞄工房山本の晴之です。
最近ビジネスバッグ特集で山本奈良探訪をお送りしておりませんでした。久しぶりにおすすめのお店を紹介します。

デザイナーからうどん屋さん「手打ちうどん ぶれーど・う」

大和八木駅付近ではございませんがその隣町、桜井市に美味しいうどん屋さんがございます。橿原側から165号線をずっと進むとお店がございますが車でしか行けない上、ぼーっとしていると見逃しそうな風貌なのでご訪問の際はお気をつけください。
お店の名前は「手打ちうどん ぶれーど・う」。昔デザイナーだった大将さんが毎日手打ちでうどんを打たれています。
実は当ブログでも1回だけちらっと出てきていました。

私は昔から足繁く通っているのですが、そのアイデア豊富なうどんたちにはいつも驚かされます。定番のものから「釜キリ」などの少し変わり種まで(「釜キリ」は釜バターkiriの略で、釜揚げうどんにバターとkiriクリームチーズが乗っています。だし醤油をかけて食べるのですがめちゃくちゃ美味い)。どれもそれぞれ個性のある美味しさで私は大概1度の訪問で2杯、別のうどんを迷いながら注文します。
また、いろんなキャンペーンをされるのもこのお店の特徴。「手作りポイントカード」もその中の1つ。ポイントカードを発行はされていませんが、お客が自分でカードをつくって持っていくと食べたうどんの杯数のスタンプを押してくださり、溜まったらうどんと交換です。

こんな感じ! 5個で揚げ物、10個でかけうどん、20個で好きなうどん、30個でメニューにないようなワガママうどん。そして! ご覧の通り30個貯めることができたので、大将さんにワガママを言わせてもらいました!
こっちが本題になってしまいそうなので、続きは次のブログで!
ついつい長くなってしまいました、うどんブログ。私がどんなワガママを言ったかは次回、お楽しみに!

小銭入れ2型目はホックではなくファスナー付き!

以前その全容が明らかになった小銭入れ。おしゃれに言うところのコインケース。

今回はその記事の文末で予告していたもう1タイプの鹿革製小銭入れのお話です! 説明の前に早速ですが是非ご覧ください!

ファスナーのかたちはいわゆる L 字ファスナー、ラウンドファスナーのものよりもアクションが1つ少なくてすみます。マチも大きくついているので、ガバっと 8cm 程開くのです。

どこかで見たことのあるファスナーに注目!

以前ご紹介したもの(仮称でホックタイプとします)との大きな違いはクチの閉じ方。それに伴って機能も少し異なってきます。
まずは今回ご紹介するもの(ファスナ-タイプとしましょう)の見た目の一番のインパクト、ファスナーをよく見てみましょう。
先ほどからもちらちら見えているファスナースラス、どこかで見たことがあるような……

おや、最近店頭先行発売した BC シリーズと同じファスナースラスではありませんか! メッキの色は違えどそのフォルムは全く同じです!

シリーズは鹿革小物とブライドルレザービジネスバッグとで異なりますが鞄工房山本らしさを共通して持たせよう、ということで同じ引手でご用意しました。
一番右の引手はパステルカラー用。まだ限られたカラーの製品しかできあがっておらず、装着した姿をお見せできずすみません! メッキの色、迷いに迷いました! 以前皆様にお見せした時とは異なる色になっているかもしれません。鹿革の風合いに合うファスナー、選ぶのがすごく難しかったのです。
写真をご覧のように、少し大きめサイズの引手です。メッキの色も相まって存在感がありかっこいい! ファスナー自体も引きやすくなりますしね。

カードポケットと2つの部屋

収納は小銭入れ外側に1枚分のカードポケットとメインスペースには2つのお部屋。他の鹿革製品と同じく、あくまでシンプルなデザインに。でも十分な機能性を兼ね備えています。
そしてこの小銭入れの一番の特徴は鹿革の贅沢な使い方。
カードポケットを除くと生地が見えますが、ファスナーを開いてメインスペースを開けると一面に鹿革!

笹マチの裏側まで鹿革です。

メインスペースは仕切りで2つの部屋に分かれているため、小銭の種類によって仕分けられたり、レシートや緊急用のお札を小さく折って入れておけたり。
はっ、仕切り側ではなく本体側に寄せるとカードもギリギリ入ることに今気づきました。まるで今人気のミニ財布。いや、ちょっとミニすぎる?
皆様の使い勝手の良いようにお使いいただけますね!

「素仕上げ」と「顔料仕上げ」の鹿革

ところで、小銭入れ内部の革ですがいつもの鹿革とどこか見た目が違うと気づかれた方は非常に鋭い!
ちょっとだけツルッとしているのがおわかりでしょうか。実は内部に使っている鹿革は「顔料仕上げ」と言って革に少しお化粧を施した革です。

小銭入れの表面や今までの鹿革製品すべてには鹿革の質感をそのまま味わっていただける「素仕上げ」を採用しておりました。もちっとしたなめらかなあの柔らかさです。
しかし! 小銭入れの内側は束入れや名刺入れに比べてコインの汚れが気になるであろうということから、顔料仕上げの鹿革でおつくりしたのです。顔料仕上げにすることで質感は本来のものよりツルッとしてしまいますが、傷や汚れはつきにくくなります! 防汚移染処理よりも、です。

不等号で表すと質感の良さは、「素仕上げ > 防汚移染処理 > 顔料仕上げ」。傷や汚れのつきにくさは、「顔料仕上げ > 防汚移染処理 > 素仕上げ」といった感じ。

素仕上げと防汚移染処理についての詳しいお話は以下の記事からどうぞ!


こちらファスナータイプの小銭入れはバイカラーがございませんが全18色で展開します! 色とりどり!

そして! 土壇場ですが今回ご紹介した方ではなく以前ご紹介した方。イタリーホックが付いている方。
名前と価格を発表します!
その名も、「コインポーチ」! 5,900円(税別)で販売します! 可愛らしい形なので可愛らしい名前と可愛らしい価格です(鹿革製品の中では)。
コインポーチは6月15日(土)から奈良本店、銀座店、表参道店の3店舗で販売開始。Web 販売はもうしばらくお待ち下さい!

ところで私、ブログでも何度か書いていますが小銭入れを新調しようと思っています。ホックタイプとファスナータイプ、どちらの小銭入れにしようか本当に迷います。どちらにもそれぞれの良いところがありますので……
ただ1つ言えることは、素材が鹿革のコンパクトなレザーグッズは本当に可愛い! その柔らかな鹿革ならではの質感がギュッと凝縮されているような気がします。メンズもレディースも関係なく持つことができるのも1つのポイント。だから余計に迷います。
はっ、色も迷わなければ。

次回あたりのブログ記事では自分自身の整理のためにも2種類の小銭入れを比べてみようかしら。

鞄工房山本 晴之

筆者プロフィール

名前:晴之

奈良県出身 同志社大学卒業
卒業後は高校教師を5年間勤める
2018年4月に鞄工房山本入社
趣味はウィンドサーフィン、スノーボード
好きな科目は数学