INTRODUCTION
夢こうろ染とは
About Yumekourozome
平安時代より天皇のみに許された第一礼装である「黄櫨染(こうろぜん)」を染色作家・奥田祐斎氏が研究・アレンジをして現代に蘇らせた特別な染め、それが「夢こうろ染」です。光によって色味が変化するという世界に類例のない性質をもつ「夢こうろ染」で鹿革を染め上げることにより、室内では黒や深紫に見える革色が、太陽光の下では赤みを帯びたワインのような上品で美しい色合いへと変化します。

鹿革サンプルを
無料でお届けします。
”レザーのカシミア”と呼ばれる鹿革ならではのやわらかくしっとりした手触りを感じていただくために、無料サンプルをお届けします。触れた瞬間から実感して頂ける質感のなめらかさと伸縮具合をお楽しみください。お気軽に革サンプル請求フォームからご請求ください。
鹿革を仕立てる。
“How to” of deerskin

素材の良さは必須。
Quality of material is vital
軽くて丈夫な鹿革は、日本では古代から人々に親しまれてきました。奈良の正倉院の宝物の中にも、内側を鹿革で作られた履物があります。しかもある程度革の元の特質が保持されていることからも、経年による劣化が緩やかであることがわかります。きめが細かい表面、ふっくらとしたやわらかさ、そして絹のようなしっとりとした手触り。非常に細かい繊維が密に絡んだ層でできているため、伸縮性に富んでいることも特長です。

つくりも大事。
Art of making
一般的な革(牛、羊、馬など)で「伸びる」ことはあっても、通常の使用で「縮んで戻る」ことはあまりありません。鹿革の細い繊維はランダムに、高密度で絡み合っています。そのため、一度型崩れしたように見える製品も、形を整えて時間を置くとある程度形状が戻ることもあるのです。こうした特長のために、生産時は常に微妙な調整が必要となります。鹿革ならではの特殊な技法も用いながら、一つずつ形にしています。

防汚移染処理について
Protection against staining and colour transfer
鞄工房山本では、鹿革本来の繊細な触り心地とキメの細かさを最大限に味わっていただくため、外側にはすべて素仕上げの鹿革を使用しています。とりわけ淡いトーンの色に関しては、汚れが気になる方がいらっしゃるかもしれません。そんな方にも不安なく鹿革製品をお持ちいただくため、当店では「防汚移染処理」をした製品をご用意しています。(商品代金に+税込1,100円)
ご希望の方は、商品をカートに入れた後、オプションでご選択ください。
「防汚移染処理」の処理方法については、アフターケアページにて詳しくご紹介しております。トップまたはページ下の「AFTER CARE」よりご確認ください。
SPEC
細部にもこだわった革小物です
In the business scene, a soft impression
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